「どうして自分はこうなんだろう」と、自分を責めてしまう日々。
ADHDグレーゾーンという自覚があっても、診断されているわけではない。
それでも、他人と比べて落ち込んだり、「自分だけできない」と感じたりすることが多々ありました。
仕事に失敗しても、近年は意外と怒られないことも多いです。
でも、心の中で自分自身が一番失敗やミスを攻めてしまうのです。
そのうち周りに対しても実は陰で文句を言っているのではと、疑心暗鬼になってしまい、職場に居辛くなることが多かったです。
できない自分にばかり目が向いていた
うまく話せない。
言われたことをすぐ忘れてしまう。
みんなが自然にこなしているようなことが、私にはなぜか難しい。
そんな「できない自分」を、ずっと責め続けてきました。
でも、それでは気持ちが持たないと、あるとき気づいたんです。
とあるYouTubeから学んだことなのですが、
失敗を反省するだけでは肯定感は上がらない。
失敗はしてもよい。
次同じ失敗をしないことが大事。
反省して、自分を責めるだけではだめ。
失敗の反省点から、対策を考え、次回は失敗しないようにすることが大事。
これを繰り返すうちに、肯定感も上がるし、実力も上がる。
とても腑に落ちました。
そして自分自身ができていなかった観点でした。
まずは“自分を否定しないこと”から
最初にやったのは、「責めそうになったら立ち止まる」こと。
「ああ、またできなかった」ではなく「できなくても大丈夫」「ちょっと疲れてただけかも」と
意識的に自分にやさしい言葉をかけるようにしました。
ここで、ただ甘やかすのではなく、
ミスの内容・原因を俯瞰的に省みることが大事。
ミスをしてしまった自分を責めるのではなく、ミスをしてしまった手順を反省すべきなんです。
そして、その改善方法を次回に生かし、ミスをなくすという小さな成功体験を積み重ねて自己肯定感が上がるようにしました。
記録することで、自分の小さな成長に気づけた
小さな「できたこと」をノートにメモする習慣を始めました。
・時間通りに起きられた
・メールの返信をすぐできた
・コンビニで買い物を済ませられた
こんなささいなことでも、「できた」と書くと、不思議と少し気が楽になります。
比較の対象は“過去の自分”
他人と比べると、どうしても劣等感が膨らんでしまう。
でも「1週間前の私」よりちょっと楽に過ごせたと思えば、それは前進。
自分なりのスピードでいい。そう思うことで、少しずつ心が軽くなりました。
次回予告:私が続けている、自己肯定感を保つための小さな習慣
次回は、自己肯定感を保つために始めた習慣、方法について詳しくお話しします。
日々の生活で心がけていること、やってみてよかったことなどを紹介します。
コメント