空気が読めない私。団体競技が苦手だった部活時代

空気が読めない。子どもの頃からの違和感

「協調性を持って」「周りを見て行動して」
子どもの頃から、何度も言われてきた言葉です。けれど、私にとってそれはとても難しいことでした。

私は昔から空気を読むのがとても苦手で、団体での活動ではうまく立ち回ることができませんでした。

みんなは自然に動けるのに、私は取り残される

まわりの人たちは、いつの間にか“流れ”を把握して自然に行動しているのに、私はその「流れ」に気づけず、ぼんやりと取り残されてしまうことがよくありました。

たとえば学校の部活では、ボールの渡し方や人の動きの流れなど、周囲が当たり前のように共有していることに私だけついていけなかったり。

委員会やグループワークも「今どうなってるの?」と混乱

委員会の会議や授業中のグループワークでも、私は**「今、何の話をしているのか」「次に何をすればいいのか」がわからなくなる**ことがありました。

みんなが話し合いを始める中で、自分だけ取り残されたような気持ちになったり、進行のタイミングがつかめず、口を出せないまま終わってしまったり…。

「何か言いたいけど、今それを言う場面なのか分からない」
そんなふうに感じて、黙っているしかないことが何度もありました。

人目が気になって、ますます周囲を見られない

さらに私は、目が合うことが苦手で、人の顔を見るのにも緊張してしまいます。
じっと誰かを見ることが怖くて、自然と目をそらしてしまう。

だから、「周囲を見て動く」ということが、そもそも物理的にも精神的にも難しいのです。
人の動きや表情から何かを察することも苦手で、「今は静かにしておこう」とか「誰かが仕切っているから任せよう」などの判断も遅れがちでした。

自分を責める日々

周りが当たり前にできることが、なぜか自分にはできない。
それが何よりつらかったです。

「また空気が読めなかったらどうしよう」
「また迷惑をかけてしまうかも」
そんな思いがどんどん強くなって、人前に出るのが怖くなっていきました。

これは私の特性かもしれないと思えるようになった

でも最近は、これは努力不足ではなく、自分の“特性”なのかもしれないと思えるようになりました。

みんなが自然にできることが苦手でも、それは私のせいじゃない。
そう思えるようになったことで、少し気持ちがラクになってきました。


同じように悩む人へ

「空気が読めない」「人の顔が見られない」「流れに乗れない」
そんな自分に悩む方が、もしかしたら他にもいるかもしれません。

この記事が、少しでも「自分だけじゃないんだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

▶ 次回予告

次回は、そんな私が少しでも過ごしやすくなるように心がけている小さな対策についても書いていく予定です。

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